オカルト芸人、グレープカンパニー所属「永野」が再ブレーク

 永野(本名・永野一樹)は宮崎日大高校を卒業後、お笑いを目指し上京するが、なぜか「専門学校日本スクールオブビジネス」に進学。しかしお笑いの道を目指し中退。1995年ホリプロに入社、その後、フリー、フラットファイヴを経由し現在はグレープカンパニーに所属。ホリプロは芸風が合わないと、実質クビになったとのこと。

 フリーの時期は地下芸人の世界で活動が、鳴かず飛ばずで、お酒を飲んで舞台に出るなど自暴自棄になあった。経歴を見ても、芸能生活を始めて20年ぐらいはテレビ出演もなさそうです。

 永野は2014年、40歳なる頃にラッセンのネタでブレークする。ブレークのきっかけは、俳優の斎藤工が永野を高く評価し、自身がプロデュースした映画に永野を起用したこと。同年8月に、同業者のカルーア啓子さんと結婚しています。

 その後順調にとは、いきませんでしたが、多くの芸人から「天才」と認められ、同じ事務所のサンドウィットマンの富澤さんからは「カリスマ」と認められている。業界関係者の評価とは反比例して、永野の露出は減り続けた。

 しかし、永野は「噛みつき芸人」として奇跡の復活を果たしていく。2022年頃、配信を中心に活動していたが、「噛みつきネタ」が認められ、地上波に登場するようになる。

 名古屋のローカル番組「太田上田」で「くりぃむしちゅー」の上田晋也に噛みついた動画の再生数は累計で130万回を超えた。

 関西テレビの「マルコポロリ」には度々出演し、関西人のハートもつかんでいるのでは。司会の東野幸治は「2024年は永野の年になる」、令和ロマンをして「5年後に天下を取るのは永野さん」などと言わしめている。

 「さんまのお笑い向上委員会」では陣内智則に対し噛みつき、激怒され陣内に馬乗りにされ、髪をひっぱられた。

 テレビ局関係者からは、「素顔は芸風と180度違う常識人です」との評価で、非常に仕事がしやすい芸人ともいわれている。2024年、永野の活躍に期待です。

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