楽天トラベルでみつけた尾道にある河野旅館に宿泊してきました。古い旅館ですが昭和を感じさせる情緒あふれる旅館でした。場所はしまなみ海道の一番本州側、向島にあります。近くには「男たちの大和」のロケ地セットができていて、中村獅童らが撮影に来ていたそうです。
瀬戸内海の尾道水道を挟んだ対岸には、尾道駅が見えます。宿にチェックインした後、夕飯を食べに尾道駅に船で向かいます。渡船をまっていると、81歳(2024年)の女将さんがわざわざ挨拶に出てきてくれました。お喋りが大好きそうです。尾道水道には3つの渡船が運航しています。河野旅館の目の前にあるのは「福本フェリー」です。
片道の乗船料は60円です(車を乗せると100円)。学生や向島の住民は「定期」を持っていました。船を使うほとんどの人が観光客ではなく、地元の人なのもこの場所の良いところかも。
尾道側の渡船場の前にある「尾道渡し場たまがんぞう」で、海鮮料理をメインに頂きました。
再び船で向島に渡ります。船での行き来がなんとも旅情情緒を湧きたたせます。ほろ酔い気分で乗る渡し船は最高です。
河野旅館に戻り、お風呂に入ります。お風呂の泉質はラドン温泉です。お風呂から上がると女将さんが、ブルーベリーを差し入れてくれました。
河野旅館の良いところは女将さんの存在です。気さくでよくしゃべります。映画の撮影が行われた場所や、有名女優が2泊されたことを話してくれました。写真も見せてくれました。
河野旅館からは、「千光寺のロープウェイ乗り場」や、「尾道ラーメン」の店が近くなので、「観光にいくなら旅館の駐車場を使っていいよ」とも言ってくれました。
部屋から尾道の夜景を見て眠りに入ります。古い建物ですが、エアコン設備、ウォシュレットのトイレは完備です。
朝食は宿で頂きました。食べやすい朝食でした。朝食にもブルーベリーのヨーグルトかけが出てきました。
朝食後チェックアウトしましたが、ビジネスホテルでは感じない寂しい気持ちになりました。古さが気にならない人にはお勧めしたい旅館です。
ただし、河野旅館に泊まるにはいくつかの注意が必要です。
- 入浴時間が20時まで
- 福本フェリーの運航時間は21:10分まで
- 近くにコンビニは無し
- 部屋に冷蔵庫は無し
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