日本に「海軍の街」と言われる街はいくつかあるが、呉は戦前に東洋一の軍港と言われ、「戦艦大和」を建造した特別な軍港です。
海軍の街と言われる呉市の観光スポット、人気の食堂を紹介
1・潜水艦が間近で見れる「呉湾艦船めぐり」
呉湾に停泊する「潜水艦」や「護衛艦」などを海側から間近で見られるクルーズです。10時から1時間ごとに出発する約35分のクルーズです。（平日は12時出発は有りません）
桟橋を出発するとすぐに、「戦艦大和」が作られた工場の前を通ります。
あれだけの巨大な戦艦を、近隣の住民にも知られないよう、秘密裏に作られたとのことです。次に外国の巨大なコンテナ船の前を通ります。かなりの迫力です。
続いて、何台もの巨大な「護衛艦」の前をとおり、「潜水艦」の前に進みます。ガイドの方が船の名前の由来や、潜水艦の説明を細かく説明してくれます。
本物の潜水艦を見るのは人生で初めてで、テンションが上がるクルーズです。
2・呉グルメ・海自カレーを味わえる「ハイカラ食堂」
呉で人気の食堂、「ハイカラ食堂」。こちらのカレーは、艦艇長から｢これはうちのカレーだ！｣と味の証明をしていただいた特別なカレーとのことです。
開店前の10時40分ごろに来店しましたが、既に10組ほどの名前が順番待ちシートに書かれていました。11時ごろには30組ぐらいの人が順番待ちをしていました。
ほとんど待つことなく入店し、人気メニューの「潜水艦そうりゅうカレー」を注文しました。味もボリュームも満足です。名物の「ラムネ」を注文している人もたくさんいてました。
潜水艦内をイメージした店内はかなり広く、落ち着いて食事ができる空間でした。
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3・大和ミュージアム（やまとミュージアム）
「大和ミュージアム」というのは愛称で、正式名称は「呉市海事歴史科学館（くれし かいじれきしかがくかん）」といいます。入館するとすぐに10分の１の戦艦「大和」が現れます。
1階のフロアには「呉の歴史」が、展示されています。巨大な軍事工場あるということで、戦争中は空襲に遭うなど過酷な歴史が展示されています。
別のフロアには、大型資料展示室に「零戦」や「魚雷」が展示されています。
中でも人を集めていたのが、「人間魚雷」といわれた海の特攻機「回天」です。飛行機の特攻機と同じ様に、アメリカ軍の戦艦に体当たりするための戦艦です。ここでは特攻兵が録音した「遺言」を聞くことができ、厳粛なきもちになります。
他にも、船をつくる技術などが展示されています。
4・海上自衛隊呉史料館 ・てつのくじら館
実物の潜水艦「あきしお」をクレーンを使って海から引き揚げて、この場所に展示したものです。本物の潜水艦の内部を無料で見学できます。
館内の前半は、海上自衛隊の活動内容が展示されています。
館内の後半は、実際の潜水艦の内部を見学することが出来ます。写真撮影が禁止なのが残念でした。
5・呉観光の注意点
- ハイカラ食堂の行列に注意
人気のハイカラ食堂は大混雑です。長い人は、おそらく1時間以上待ちになっているでしょう。観光の方法としては、10時からの「艦船クルーズ」に乗り、下船後ハイカラ食堂に直行です。予め場所を確認しておきましょう。
- 大和ミュージアムの見学時間に注意
大和ミュージアムの所要時間は公式ホームページによると、2時間～3時間となってます。1時間の所要時間の差はなかなか大きいです。夢中なると3時間以上所要する人もいるでしょう。その後の観光に支障をきたさないように、時間を気にしながら見学しましょう。
- 呉地方隊の見学
呉の人気観光に「呉地方隊の見学」が有ります。無料で見学できる人気スポットですが、見学できる日が限られているので、見学を希望する人は確認しておきましょう。
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