パリオリンピック女子マラソンのメダル候補、一山真緒は最強選手

  一山真緒1いちやままお997年生まれ、27才の鹿児島県出水市いずみし出身。出水中央高校時代に高校総体に出場しているが、目立った記録は出せていないません。

 2016年に福士加代子が在籍する京都市の名門、ワコールの陸上部に入部する。駅伝などで活躍し、2019年3月に東京マラソンでフルマラソンに初出場し、2時間24分33秒でゴールします。

 2019年9月に翌年開催される東京オリンピックの選考会、MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)に出場するが、6位で出場権の獲得を逃します。


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 そして運命の2020年3月8日、名古屋ウィメンズマラソン。東京オリンピックの出場権を獲得するには1月の大阪国際女子マラソンで松田瑞生みずきが記録した2時間21分24秒を上回る記録が条件です。

 雨の中の不利な条件で、約30キロ付近で集団を抜け出すと、前半よりペースをあげ2時間20分29秒でゴールイン。このタイムは当時の日本人4位の記録であり、女子単独では国内最高記録です。一山選手より上位の記録保持者、野口みずき、渋井陽子、高橋尚子はいずれも、男子選手と混合で走るベルリンマラソンでだした記録です。(男子と走ると男子選手がペースメーカーや風よけになり、好タイムがでやすい)野口みずきや、高橋尚子と並ぶぐらいの最強のランナーです。

 2021年8月の東京オリンピックでは猛暑の中、何とか粘りの走りで8位に入賞します。この時解説の増田明美に彼氏がいることを、テレビでバラされます。

 同年には、マラソン男子日本記録保持者の鈴木健吾と結婚します。結婚を機会に夫の拠点の関東で活動するために、ワコールを退社し、資生堂に入社します。

 2023年10月。パリオリンピックの出場権をかけてMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)に出場し、2位でゴールし出場権を獲得しました。夫も男子のMGCに出場したが、途中棄権でした。夫婦のオリンピック出場となれば、心強かったでしょう。

 8月11日、8:00~11:00(日本時間15:00~18:00)に開催される女子マラソン。一山選手には、名古屋ウィメンズで見せた感動的な走りで、メダルの獲得を期待します。

 

 

 

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